1年生、嵯峨根 望さんの講演会  2月3日(水)

 今日は、和泉市役所に勤務する嵯峨根 望さんが来校され、6限目に体育館で
1年生の皆さんに、「障がい」をテーマに講演をして下さいました。
 実は、1年生の皆さんにとって、今日の講演会での嵯峨根さんとの対面は
待ち遠しいものでした。それは、12月に、嵯峨根さんについてDVDを鑑賞し、
嵯峨根さんとの映像の出会いがありました。そのDVDを鑑賞した後、今日の
講演会に向けて、生徒の皆さん一人ひとりが、嵯峨根さんに質問やDVDを
鑑賞した感想を届けていたからです。

 嵯峨根さんは、両手足に障がいがあり、義足で生活を送っています。
現在、和泉市役所で仕事をしていますが、その傍ら、講演活動を多くの小中
学校等で行っています。さらに、嵯峨根さんは、座ったままプレーする「シッテ
ィングバレーボール」の日本代表選手として活躍されています。今年開催され
るリオパラリンピック、そして2020年東京パラリンピックの出場を目指されて
います。この活躍は、NHKのEテレ「ハートネットTV」で紹介されました。
その嵯峨根さんと、やっと今日出会うことができました。

 今日の講演で、嵯峨根さんは、両手足に障がいがあることで、嫌なことを言わ
れた経験があったけれど、さまざまな多くの経験や出会いの中から、自分の障が
いを前向きにとらえ考えることができるようになったと話をして下さいました。
 そして、「出会いは大切」ということと、「どんな人でもできないことがある。
自分でできることは自分で行い、自分でできないことは助け合うことが大切」と
いうことを、語って下さいました。
 今日の嵯峨根さんとの出会いをきっかけに、これから、生徒の皆さんが多くの
出会いを経験し、それを大切にして、さまざまなことを学んで大人になっていっ
て欲しいと思いました。
 嵯峨根さん、ご活躍をお祈りしています。そして、またお会いしましょう。