石尾っ子「ふれあいフェスタ」
第11回ふれあいフェスタ
第11回石尾っ子「ふれあいフェスタ」が開催されました。
前日の雨でグランドはぬかるみ状態でしたが、お天気はこれ以上ない晴天。
体育館では舞台発表に先がけて本校創立50周年記念式典がおこなわれました。
たくさんの人々の参加のもと、それぞれが心の絆を確かめ合う一日となりました。
石尾中学校創立50周年記念式典
杉本実行委員長挨拶
公務ご多忙の中、辻市長も駆けつけていただきました。
校長挨拶
石尾中学校創立50周年記念式典にあたりましてひと言ご挨拶申し上げます。
まず、杉本委員長をはじめ50周年記念事業の推進に今日まで何かとご尽力いただきました実行委員の皆さまに、この場をお借りしましてお礼申し上げます。ありがとうございます。
さて、この石尾中学校ほど50年の間に周辺環境が大きく変化した学校は和泉市内でもないだろうと思います。マンモス校から二度の分離、和泉市の片田舎の風情から和泉市の中心地としての都会化。まさに激動の半世紀を経てきました。
私は、若き時代の13年、校長としての3年、都合16年をこの石尾中学校でお世話になりました。そして、創立50周年という節目に今巡り会えたことを大変光栄に受け止めております。
そのような私が半世紀の石尾中学校で一番変化したと感じるのは、学校と地域のつながりであると思います。都市化や個人の大切さが叫ばれる一方で、他人の子どもを見る目、ともに手をとりあって子どもを育てようとする絆が希薄になってしまいました。今こそ学校と地域が一体となって健やかな子どもを育てるという、かつてこの石尾校区では当たり前だった営みを復活させなければと感じています。
かがやけ石尾っ子の会の活動は、まさに地域ぐるみで子どもを育てようとするすばらしい取り組みです。ぜひこの会の活動を礎に、地域とともにある石尾中学校を再生したいと願っています。
石尾中学校50年の節目が、東日本大震災という日本の節目とも重なりました。人と人とが思いやる心の大切さを共に大切にしましょう。
結びに、新しいスタートを切る石尾中学校に、今まで同様変わらぬご指導・ご協力をいただきますよう心からお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。
本日はふれあいフェスタの場で、このようなお時間をいただきまして本当にありがとうございました。