新入生入学説明会
2011/01/28入学説明会校長挨拶
「ようこそ石尾へ」
まず皆さんのお子さんは小学校6年間の課程を終え卒業を間近にしています。本当に長かったでしょうし、大きく成長した喜びとともにご苦労をされたことも多かったのではないでしょうか。そんな大切なお子さんを私たちはこの4月からお預かりすることになります。
ご存じのように中学校の3年間は義務教育という制度の最後の期間です。これを終えると、子どもたちはそれぞれの選択した違った進路に旅立ちます。そのような意味で私は中学校とは、子どもたちに「自らの進路を切り開く力」と「大人(社会人)になるための基礎」を育てるところであると思います。本校の校訓は「剛健・親愛・勇気」です。少々のことではへこたれない「たくましさ」、人を思いやる「やさしさ」、ルールを大切にする「誠実さ」と生徒たちには機会ある毎に話しています。いずれも先ほどの進路決定や社会人になるために必要な力です。当然、「自ら判断して行動する」や「自分の行動に責任をもつ」機会が多くなります。小学校の「手取り足取り」に比べて不親切に思えることもあると思いますが、ご理解ください。
とは言え、子どもたち一人一人はみんな違います。配慮しなければならないこともそれぞれにあると思います。ご心配なことは遠慮無くおっしゃってください。ともに考えてやっていきましょう。
みなさんのお子さんが入学する平成23年度は、この石尾中学校の創立50周年の記念すべき年にあたります。教職員一同、心からお子さんの入学をお待ちしています。